4準位間の遷移における
反転分布の形成の仕方は以下のようになる。 まず基底状態
にある
原子を励起装置により励起状態
に励起する。 励起状態の原子はごく短時間の間に準安定状態
に緩和し、このとき原子は比較的長い時間準安定状態に留まるとすると、準安定状態
にある原子と準安定状態
にある原子との間で
反転分布が起こり、レーザー発振が得られる。
3準位レーザーではレーザー発振時の下準位が基底状態にあるため反転分布を起こすには強力な励起を必要としたが、4準位レーザーでは励起状態間
と
の間で発振する。そのため4準位レーザーの方が効率よく反転分布を形成することができる。4準位レーザーの例としてはがある。